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Directors diary #03

「歩幸商会が酒場やカフェを営んでいる話」

僕の会社では沖縄と東京に3店舗の飲食店を営んでいるのですが、その僕が「仕事は何ですか?」と聞かれた時には、即答で「服屋です。」と答えます。それを聞いた周りの友人や先輩に「飲食もやってるんだから服屋って言わない方がいいんじゃない?飲食のスタッフに二の次にやってる思われるよ。」などと言われた事も多々あります。でもコレはちょっと違うんですよね。違うと言うか、思想と信念の問題と言うか。服を楽しむ1番の場所が僕の場合は酒場やカフェ、BARで服や趣味が憑依してる人が飲食店って、店や客もイケてるんですよね。そういう場所に自分の1番趣味、遊びである服を楽しみながら行く事が人生を謳歌する喜びの一つ〝出会い〟と言うものが待っていると思っています。なので僕が飲食店を経営している意味と言うか理由は一つで、酒場やカフェ、BAR=服を着て楽しむ場所と言う事。その先に〝出会い〟〝巡り合い〟が待っていて、僕の場合は生立ちや趣味も含め、服屋と言う訳です。ですから僕の飲食店のスタッフは服屋のいちメンバーなのです。

また、僕の幸せの一つは、各店舗のアルバイト生が日に日に洋服を楽しむようになっていく事です。先日大学卒業を迎えたアルバイトの子から、TUITACIの服でバッチリ決め込んだ卒業式の写真が送られてきて、その服は僕がたまたま直営店舗に立っていた時に、卒業式の話をされて一緒に選んだスーツでした。写真と共に一文だけ「僕が1番イケてました!」と添えられていました。

これが僕たち歩幸の仕事です(^^)

朔 名城彰耶



4月、秋冬展も乞うご期待下さい!